歯にいい食べ物・悪い食べ物
2021.06.07
こんにちは管理栄養士の七星です。
今回は歯に良い食べ物、悪い食べ物についてお話しさせていただきます。
「歯に良い食べ物」
カルシウムが多く含まれる食品は歯に良い食べ物です。チーズやヨーグルトなどの乳製品、桜えびやしらすなどの魚介類その他にモロヘイヤ、小松菜、ひじきなどが挙げられます。 一緒にカルシウムの吸収を助けるビタミン D、ビタミンK が含まれる食品を食べればさらに歯を強く健康に保てます。
食物繊維を多く含むごぼう、人参、レタス、セロリ、こんにゃくは清掃性食品と呼ばれ噛む時に歯の表面をきれいに掃除してくれます。
これらの食品は噛めば噛むほど歯や粘膜の表面に付いた汚れを取り除き唾液の量を増やします。
食べると唾液が沢山出る梅干しなどの酸っぱい食べ物も清掃性食品の仲間です。
「歯に良い飲み物」
牛乳はカルシウムを多く含み歯に良い飲み物です。また日本茶は抗菌作用に優れているカテキン(ポリフェノール)フッ素が含まれており虫歯予防の効果が期待できます。また、ウーロン茶には特有のポリフェノールが含まれており歯垢の発生を抑える働きがあります。
「歯に悪い食べ物」
停滞性食品とは歯についた汚れが取れにくく、唾液の影響を受けにくいため虫歯になりやすい食べ物を指します。 キャラメルやビスケット、チョコレートなどのお菓子類は砂糖を多く含むだけでなく歯にべったりまとわりつくため、食べた後はできるだけ早く歯磨きをすることをお勧めします。
これまで歯に良い食べ物、悪い食べ物をご紹介させて頂きましたが、歯にいい食べ物を食べていれば虫歯にならないということでありません。 食べた後はしっかり歯磨きをし汚れを落としましょう!!